先生は、相手によって説明を変えるべきではないか?(長文)
BY yamsaru / DATE 2010-05-31 16:07:14 / ID 9697 / VIEW 1016
| 先生は、相手によって説明を変えるべきではないか?(長文) 高校の数学教員です。 私がいうのも変ですが、教員って、 決まりきった説明を繰り返す人が多い気がしませんか? 私は昔、繰り下がりが理解できなくて苦労しました。 「隣の位から借りてくる」という言葉が、その原因でした。 「借りたものは、返さないといけないんじゃないの?」 今となっては笑い話です。 ですが、何度先生に質問しても「だから隣から借りてきて…」と、 マニュアルを繰り返すような説明を受けただけでした。 『借りてくる』という言い回しさえしなければ、 タイルやおはじきで数値を視覚化してくれれば、きっと分かったでしょうが、 そういうことをせず、先生は同じ説明を繰り返すだけでした。 子供心に「この人、説明下手だ。他の言い方を知らないんだ」 と思ったことを覚えています。 小学生に限らず、生徒は我々の想像もしない所で引っかかります。 ●使われている用語が引っかかっていた。(昔の私のように) ●その分野の、全体的なストーリーを誤解していた。 ●先生が当然だと思って略した前提知識を、たまたま知らなかった。 これらはランダムに発生し、学力とは関係がありません。 ですが私の知る限り、生徒の引っかかっている箇所を突き止め、 相手に応じて説明を変えようとされる先生は、ほとんどいません。 誰もがすでに「完成された説明」をもっていて、 それを理解しない生徒を「勉強不足だ」と叱るように思います。 この間も、生徒と社会科の話をしていると、 日付変更線の計算をできない生徒がいました。詳しく聞くと ●NYやパリなど主要都市との時差の公式は習うが。 一般的な時差の計算方法は、詳しく教わらない。 質問しても「だからパリの場合は…」と、都市を限定される。 ●先生は「日付変更線を超えると、一日ずらして…」としか言わない。 日付が変わる理屈はまったく説明されないので、ずらす必要性が分からない ●でも、できないと怒られる。 そこで、時差の仕組みと計算の意味を教えると、大変感謝されました。 後で社会科の先生に聞いたところ、 「ずっとこうして教えてきた」 「そんなことで困っているとは、思わなかった」 「他の教え方があるなんて、想像したこともない」 いや、だって廊下で生徒が大声で「全然分からない」って言ってるじゃないですか… 私はそれとは反対で、わりと頻繁に 「分かった?え、分からない?」「うーん、これでは通じないのか」 「じゃあ別の説明は…」などと口にします。 しかし同じような先生を、(他の学校でも)ほとんど見ません。 時間がキツいからできない、などの理由ではなく、 そもそもこういうことに関心がないようです。 それが教師にとって、当たり前なのでしょうか?私の言うことは、甘いのでしょうか? 皆さんはどう思われますか? |
10ken16さんからのお返事です
ID:9698 POST:2010-05-31 16:07:28
| 授業はともかく、質問を受けた場合は変えるのが当たり前です。 時差の場合は、公式ではなく24時間で1回自転することを下敷きに、 その上で、経度の差がどれだけだったら、何時間のズレになるか、 そういった考え方を教えるべきなのですが… 例に挙げられた社会の先生の場合は、試験で正解を出せることが目的になってしまい、 なぜそうなるかの理解は二の次三の次になっているのでしょう。 まぁ、暗記だけでなんとかなる科目が担当だと、そうなる人も多いようです。 単なる指導力不足ですが。 露骨な言い方をすると、数学や理科だと、範囲を全て消化しなくてはけませんし、 理解させるために考えさせる授業をしなくてはいけません。 しかし、社会などは、暗記させることが目的になってしまっても構いません。 中学校レベルなら、国語や英語、理科でも物理や天文を除く大半の分野がそうです。 (理科の指導力は、そこをどれだけ理解させられるかで推し量れますね) その差が、説明の仕方、適切な用語、例、喩えの選択につながるのでしょう。 つい昨日のある番組で、10歳の壁に対する授業が紹介されていました。 あれは、恐ろしく指導力が必要で、それ以前の仕込みも大変な授業ですが、 能力が足りない連中に限って、形だけ真似しようとして失敗するんだろうなぁ。 |



